中学受験の学校説明会、保護者目線で「ここを見ていた」ポイント

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学校見学に「いつ・どれだけ行くか」は少し前の記事に書きました。

今回はその続きで、「行って何を見ていたか」です。

見るポイントは、いろいろなブログやホームページでも書かれています。

それに追加して、我が家が聞いたり見たりして感じたことを書かせて頂きます。

何校か通ううちに、説明会には学校ごとに色があるんだなと感じるようになりました。

書いているうちに長くなってきたので、こんなふうに分けて整理してみます。

  • 親として「見ていた」ポイント
  • 子どもが「見ていた」ポイント
  • 先生に「聞いていた」ポイント
  • 生徒に「聞いていた」ポイント

まず、説明会には学校のタイプが出た

見に行った学校を思い返すと、説明会の雰囲気が学校によってずいぶん違いました。

例えば、このような感じです。

  • 子どもに向けて語りかける学校
  • お堅い話が多い学校
  • 運営も誘導もそつがない学校

どれが良い・悪いという話ではありません。

「うちの子に合いそうなのはどこか」を考える材料になりました。


① 親として「見ていた」ポイント

話の内容そのものより、私はまわりの様子を見ていた気がします。

  • 生徒の表情が明るいか
  • 学校説明会の運営の仕方
  • 掲示物の様子(普段の生徒の活動が見えることがあります)

掲示物については、説明会の直前に掃除をする学校もある、と聞いたことがあります。

だからこそ、作り込まれていない普段の様子が出ている部分を見たいなと思っていました。

そしてもう一つ、印象に残っているのが運営の仕方です。

誘導がとてもうまかった学校がありました。

前から詰めて座らせる誘導で、座席をブロックで分けていました。

「この席の方はこちらのルートから」「次の席の方はあちらのルートから」と、帰りの動線まで案内されていました。

その手際を見ていて、ふと思いました。

きっと普段の学校生活も、こんなふうにそつがないのだろうな、と。

学校によっては、自由席なので開始直前に座れない保護者が出ている学校もありました。

説明会の運営の仕方に、学校の体質のようなものが透けて見える気がしました。

施設の新しさやきれいさも気にはなりましたが、最後に残ったのは「人の雰囲気」だった気がします。


② 子どもが「見ていた」ポイント

面白かったのは、親と子で見ているところが違ったことです。

お堅い話が多い学校もありました。

話の中身はほとんど保護者向けで、子ども向けの工夫はあまりない印象でした。

反対に、子供が興味を持つ話をする学校もありました。

そして帰り道、子どもの感想を聞いて気づきました。

子どもの中では、学校の良し悪しは「校長先生の話が面白かったかどうか」が重要な点になっているようでした。

ただ、親が思う「子ども向けの話」と、本人が感じる面白さは違っていたように思います。

親から見て(子供むけではないかも)と思った学校でも、本人は意外と楽しんでいることがありました。

子どもが「あの学校楽しそうだった」と言うかどうかも、ひとつの見るポイントだったのかもしれません。


③ 先生に「聞いていた」ポイント

先生に質問できる場では、こういうことを聞いていました。

ひとつ工夫していたのは、あえて学校ごとに同じ質問をしてみることでした。

たとえば「もしものとき」の対応です。

  • いじめへの対応
  • 不登校になったときの対応
  • スクールカウンセラーの対応

同じ問いでも、答え方や具体性が学校によって違います。

その違いを見ると、学校の雰囲気や姿勢が比べやすくなった気がします。

こういう対応は、入ってからでないとわかりにくい部分なので、聞いておいてよかったと思っています。

「どういうお子さんが学校に合いますか」と聞くこともありました。

ただ、これはたいてい「いろいろなお子さんがいますよ」という答えが返ってきました。

学校としては、そう答えるしかないのかもしれません。

なので、合うかどうかは結局、自分たちで雰囲気を見て感じ取るしかなかった気がします。

入試問題の傾向についても聞いていました。

そのときに「この学校はどういう学力を見たいのかな」と考えるようにしていました。

基本的なところをしっかり見たい、という学校もありました。

一方で、ふだんの授業そのものが入試問題のような内容です、という学校もありました。

試験で見ようとしている力が、そのまま入学後の授業の雰囲気につながっている気がしました。

附属の小学校がある学校では、内部進学のことも聞いていました。

  • 小学生は全員そのまま上がれるのか
  • それとも一定の学力がないと上がれないのか

我が子の入学後の環境にも関わるところなので、聞いておいてよかったと思っています。


④ 生徒に「聞いていた」ポイント

説明会や見学で在校生に質問できる機会があるときは、できるだけ聞くようにしていました。

聞いていたのは、こんなことです。

  • 学校は過ごしやすいか
  • 勉強や宿題は大変か
  • (高校から入る生徒がいる学校では)中入生と高入生で学力差はあるか、友達になれるか
  • 受験勉強はどのようにしていたか

パンフレットには載らない、生徒の生の感覚が聞けるのが良かったです。

先生の説明とはまた違う、リアルな手ざわりがありました。


番外:まだ受験が本格化する前なら、聞いてよかった質問

これは学年が低いご家庭向けの話です。

まだ受験が過渡期に入っていない、3年生くらいの時期なら、少し違う聞き方ができた気がします。

それは「小学生のうちに、どんな能力を育んでおいてほしいと思っていますか」という質問です。

学校が「こういう力を持った子に来てほしい」と考えていることが伝わってきます。

その答え方に、学校のカラーがよく出ていました。

低学年のうちは、まだ志望校を絞る前です。

だからこそ、こういう聞き方で学校の雰囲気を知っておくと、後の学校選びに生きてくると感じました。


数を見ると、見方が変わってきた

最初のころは、どこを見ても「いい学校だな」しか思いませんでした。

でも何校か見るうちに、違いが少しずつわかるようになってきました。

「ここは管理がしっかりしていそう」「ここは自由度が高そう」という具合です。

このあたりは、学校見学の記事にも書いた「目が肥えてくる」感覚と同じだと思います。

タイプの違いがわかってくると、説明会で見るポイントも自然と絞れてきました。


同じ学校でも、時期をあけて複数回行くと違った

最初は、同じ学校は一度見れば十分かなと思っていました。

でも、期間をあけて複数回行くと、感じ方が違いました。

何校か見て目が肥えた状態でもう一度行くと、前は気づかなかったことが見えてくる気がします。

それに、秋の説明会では入試に出る内容を伝える学校もありました。

なので「一度行ったからもういい」と思わず、行くかどうかはその都度検討してよかったと思っています。


まとめ

学校説明会は、進学実績や教育方針を聞きに行く場だと思っていました。

でも実際に通ってみると、話の中身以外の部分にも、その学校らしさが出ていた気がします。

運営の仕方、先生の話し方、在校生の様子。

そして、親が見ているところと、子どもが見ているところの違い。

そういう「言葉になっていない部分」こそ、わが子に合うかどうかの判断材料になった気がします。

行って、見て、聞いて、感じる。

それを何校か重ねると、自分なりの「見るポイント」ができてくると感じました。


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