6年生の秋ごろ、こんなことを思っていました。
「うちの子、何が苦手なんだろう」
テストのたびに違う単元で間違える。
図形のときもあれば、数の性質のときもある。
「なんとなく図形が弱い気がする」とは思っていました。
でも、「気がする」のままでした。
6年の基礎トレは問題数も多く、難しい問題も増えます。
間違いが増えるほど、どこから手をつければいいかわからなくなっていきました。
サピックス基礎トレの間違いを記録するやり方
基礎トレで間違えた問題にはチェックをつけていましたが、なかなかやり直すタイミングもなく放置していました。
ちょうどAIが使われ始めたころで、ふとこれをまとめられないかと思いました。
まず、今までチェックしていた間違いをパソコンで書き留めていきました。
2月1日 8番 角度
2月2日 4番 つるかめ算
2月4日 9番 面積
2月5日 5番 速さの単位
2月5日 6番 約数の個数
「日付・問題番号・単元名」を書き溜めていくだけです。(私はExcelを使いましたが、テキストで良かったと思います。)
基礎トレの最初のページに単元名が書いてあるので、それを写すだけでした。
月末の単元が分からないページは飛ばしました。
このメモをAIに投げると、2つのことができる
溜まったメモをそのままChatGPTやClaudeに貼り付けます。
お願いするのは2つです。
① 大項目別に整理してもらう
以下の基礎トレの間違い記録を、表形式で整理してください。
出力形式:
大項目 | 単元名 | 月 | 日付 | 問題番号
条件:
・単元名から、中学受験算数の大項目(和と差・割合と比・速さ・図形・数の性質・場合の数・その他)に分類してください
・大項目でグループ分けして、同じ単元はまとめて並べてください
---
(ここに記録を貼る)
すると、バラバラだった記録がこんな形になります。
| 大項目 | 単元名 | 月 | 日付 | 問題番号 |
|---|---|---|---|---|
| 図形 | 面積 | 2月 | 4 | 9 |
| 図形 | 面積 | 3月 | 28 | 8 |
| 図形 | 面積 | 4月 | 6 | 9 |
| 図形 | 表面積 | 2月 | 16 | 10 |
| 図形 | 表面積 | 3月 | 17 | 10 |
| 図形 | 体積 | 4月 | 3 | 10 |
| 和と差 | 等差数列の和 | 3月 | 22 | 5 |
| 和と差 | 等差数列の和 | 3月 | 23 | 5 |
| 数の性質 | がい数 | 3月 | 7 | 6 |
| 数の性質 | 倍数の個数 | 4月 | 5 | 6 |
「どの単元をいつ、何番で間違えたか」が並びます。
同じ単元が続けて並ぶので、繰り返し間違えているところが目に入りやすくなります。
② 苦手単元を多い順に集計してもらう
以下の基礎トレの間違い記録を、単元ごとに何回間違えているか集計して、
多い順に並べてください。
出力形式:
順位 | 単元名 | 大項目 | 回数
条件:
・大項目は中学受験算数(和と差・割合と比・速さ・図形・数の性質・場合の数・その他)で分類してください
---
(ここに記録を貼る)
例えばですが、こんな結果が出力されます。
| 順位 | 単元名 | 大項目 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 面積 | 図形 | 9回 |
| 2 | 表面積 | 図形 | 7回 |
| 3 | 体積 | 図形 | 6回 |
| 3 | 面積比 | 割合と比 | 6回 |
| 3 | 角度 | 図形 | 6回 |
| 6 | 割り切れる回数 | 数の性質 | 4回 |
| 6 | 相似・相似形 | その他 | 4回 |
| 6 | まわりの長さ | その他 | 4回 |
| 6 | 平均算 | その他 | 4回 |
結果を見て、ぼんやり感じていたことが数字になった感じがしました。
「なんとなく図形が弱い気がする」と思っていたのが、数値でよく分かりました。
上位5つのうち4つが図形系でした。
見えた単元から、優先して復習した
苦手な単元がはっきりすると、やることが絞れました。
基礎トレの間違えた問題を単元ごとにやり直しました。上の例で言うと、2/4 ⑨、3/28 ⑧…と、同じ単元を集中して解き直しをしました。数値変えでも間違えていた時もあり、そこを集中して見直すことができた気がします。
感覚で全部に手を出すより、落ち着いて取り組めた気がします。
記録はテキストで十分だと思う
当時はExcelに入力していましたが、今振り返るとそこまでしなくても大丈夫でした。
「日付・問題番号・単元名」をテキストで貼り付けるだけで、AIが整理した形で出てきます。
時間をかけずに記録できるのが、続けられた理由だった気がします。
ChatGPTでもClaudeでも、同じようにできると思います。
基礎トレだけでなく、過去のテストの見直しにも同じ方法が使えます。
まとめ
入試直前は、苦手が多すぎて、かえって何が苦手か見えなくなります。
基礎トレの間違いを「日付・問題番号・単元名」でメモして、AIに投げるだけ。
大項目別の一覧と、多い順の集計が出てきます。
「なんとなく苦手」が「ここが弱い」に変わる感じがしました。
今からでも、過去の間違いを集めれば試せる方法だと思います。
基礎トレの効果を最大限に活かしたいと思っている方に、参考になればうれしいです。
私はこれを、4年のうちからやればよかったと後悔しました。
マンスリーテストの前などに記録していれば、ボリュームも少なく本人と一緒に苦手を把握できたかもしれません。
6年秋口にやってみて良かったと思う分、今ならもっと上手く使えるかもしれないと感じています。
私がAIを受験に使っていた頃は誤回答も多かったので、子どもが問題を解く時のAI使用は慎重にした方がいいかと思いました。ただ、こういった記録をまとめる作業はAIが得意な分野なので、うまく活用できるのではないかと思いました。
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