中学受験をしている子どものモチベーションが上がらない、と悩む方もいるのではないでしょうか。
「もっとできるはず」「なんでここが違うの」と言いたくなる場面が、我が家にも何度もありました。
ところが実際にそう言うと、子どもの表情が曇る。
できていないことを指摘しようとすると、直してほしいことが大量にありすぎて、どこから言えばいいかわからなくなる。
そのうち、子どものモチベーションがどんどん下がっていく感覚がありました。
親の言葉がけ一つで、モチベーションが上がることも下がることもある。
それを感じてから、声のかけ方を変えてみました。
「できていること」を言語化してモチベーションアップ
できていないことではなく、できていることを言葉にするようにしました。
ハードルをとても下げてでも、できていることを探して言葉にする。
- 「左に式を書いたね」
- 「筆算を右に書いたね」
- 「今10分座れているね」
- 「椅子に座ってやろうとしているね」
言葉にして伝えると、子どもの表情が少し変わる気がしました。
小さな成功体験を言語化することで、モチベーション維持につながりやすかった気がします。
できていないことを指摘するより、できていることを褒める方が、我が家では子どものモチベーションを引き出しやすかった気がします。
本人と「1日1改善」を決めた
もう一つ変えたのは、改善の仕方でした。
「全部直して」ではなく、本人と相談して「今日は1つだけ改善しよう」と決めるようにしました。
親子で一緒に目標を決めることで、子どもが「今日はこれをやる」という感覚を持てた気がします。
本人が自分で決めたことは続きやすい、というのを実感した場面でした。
本人が自分でメリットに気づいた
途中式をきちんと書くことも、最初はなかなか定着しませんでした。
ところが、途中式がないことで間違いが増えた時期があり、本人と原因を一緒に探す中で「途中式がないからかも」と本人が気づきました。
それからは、親が言わなくても書くようになりました。
親の接し方として、答えを教えるより本人が気づくのを待つ方が定着する、というのが正直な実感です。
今だから思えること
中学受験生のモチベーション維持は、親の関わり方に左右される部分が大きかった気がします。
できていないことは、探せばいくらでも出てきます。
でもそれを全部言っても、子どもには届かなかった気がします。
「1つだけ」「できていることから」という小さな積み重ねの方が、我が家では子どものモチベーションを引き出しやすかった気がします。
完璧にはできませんでしたが、声のかけ方を変えてから、子どもとの雰囲気が少し柔らかくなった気がしています。
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