サピックスに入塾すると、「宿題は全部やらないといけない」と思う方は多いのではないでしょうか。
私も最初はそう思っていました。
テキストの表紙の問題から、最後の応用問題まで。全問解かせることが当たり前だと信じていたのです。
ところが、頑張らせているのに、マンスリーや組み分けの偏差値は下がる一方でした。
一生懸命やっているのに、なぜ?
その答えは、サピックスの先生のひと言の中にありました。
先生に相談したら、意外な返答だった
悩んだ末に先生に相談しました。
「全問やらせているのに成績が上がらないんです」
返ってきた言葉は、予想とまったく違うものでした。
「全問解かなくていいですよ」
「基礎を徹底的にやってください。応用問題は、先でまた出てきますから」
正直、最初は信じられませんでした。
応用問題をやらなくて、本当に大丈夫なのか
頭の中にはずっと、こんな疑問がありました。
基礎を優先して成績が上がるのか。
それでも、このままでは変わらないとも思っていました。
半信半疑のまま、先生の言葉を信じてやってみることにしました。
結果、次の組み分けで偏差値が上がった
次の組み分けで、偏差値が前回に比べて上がりました。
嬉しかったと同時に、基礎が大事なのかもしれないと、少し感じ始めました。
4年・5年・6年で気づいたこと
その後、学年が上がるにつれて、成績が下がるタイミングがありました。
振り返ると、いつも「習ったことを忘れた時」でした。
記憶で解いていた単元は、時間が経つと解けなくなる。
基礎が抜けると、上の学年でそのまま崩れていく感覚がありました。
「なぜ解けるか」を自分の言葉で説明できない問題は、少し経つと解けなくなる。そのとき、そう気づきました。
サピックスの先生もマンスリー・組み分けの偏差値を左右するのは基礎とおっしゃっていた
学年が上がり、保護者会に何度か参加しました。
そこで先生がおっしゃっていたのは、「マンスリー・組み分けの算数で差が出るのは、大問1〜4をしっかり取れるかどうか」ということでした。
振り返ると、大問1から落としていた時は偏差値が下がっていて、大問1〜4までミスが少ない時は偏差値が上がっていた気がします。
今になってわかること
先生が言っていた「同じ問題は先でまた出てきます」は、本当だったと思います。
3年生でやった基礎の単元は、4年・5年・6年でまた形を変えて出てきます。そのとき土台がないと、上に積み上げることができない。
全問やらせるより、基礎の1問をわかるまでやる。
今となっては、そちらの方が大事だったと感じています。
当時の幼さを考えると、できたかどうかはわかりません。
でも、3年生の時に基礎を徹底的にやっておけばよかった。それが正直な気持ちです。
「全問解くより、基礎をきれいに理解できた1問の方が大事だった」
受験を終えた今だから、そう思えます。
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